現在45歳。整体師です。自分の薄毛に気がづいたのは、かれこれ10年前の35歳頃になるでしょうか…。

 

 当時は飲食店のホールで仕事をしており、ユニフォームは帽子をかぶる事になっていました。ホールでは結構せわしなく動く回るので汗もかきますし、忙しいので休憩時間まで汗を拭いたり着替えたりとういのもままならないまま仕事をしていました。そんな感じですから、休憩時間には帽子の中が蒸した状態で、汗臭いニオイと髪の毛もペタンコ。恥ずかしくて休憩中も帽子をとる事ができませんでした。

 

 その飲食店で勤めてから3年程たった頃のことです。ドライヤーを自宅でかけている時に母親から「あら、おでこ剥げてるね」との一言。たしかにここ数年、シャンプーのたびに排水溝に溜まる抜け毛が気になっていました。ただ元々髪の量は多いほうではありませんし、おでこもどちらかというと広いほうでしたので、深刻に考えず過ごしていました。そんな時久しぶりの友人と食事へ。この時も友人より…「あのさ、髪の毛どうしたの?」と…。友人はさすがに母親のように直接的な言葉は使いませんでしたが、その一言で察しました。ずっと気にしないふりをしていましたが、ここでようやく自覚しなくてはいけない時が来ました。

 

 その夜、じっくりと鏡で髪の状態を見てみることに。するとどんどん悲しい事実に直面します。以前はおでこの生え際にあったほくろは、生え際の1センチ程手前に移動し(正確には生え際が後退したんですけれど…)、分け目の部分も頭皮が見え隠れ、ずっとおろしていた髪の毛もゴムでしばってみると、細い筆先程しかありません。30代で、しかも女性で薄毛なんて…これは絶対に何とかしなければと思いました。

 

 原因として考えられるのは、やはり職場のユニフォームの帽子です。ただ、帽子をかぶらないで仕事をする事はできません。3年間勤めて特別辞めたいと考えたことはありませんでしたが退職を決意しました。帽子が理由?とそんな事でとお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、薄毛になればわかると思います。それぐらい女性にとって髪の毛は大切なんです。

 

 ここからは、今までの髪の毛への負担を後悔しつつも、増毛に励みました。頭皮の良いシャンプーを使用するのはもちろん、頭皮ブラシで朝晩のマッサージは欠かさず、女性用育毛剤も試しました。その結果、現在豊かな髪とまではいきませんが、何とか当時の量より回復しつつキープしています。40代をすぎてからは、髪にハリ・コシの出るシャンプーも使用していますし、ドライヤーのブローの技術も向上したので、実際の髪の量よりボリュームはあるように見せてると思います。

 

 幸い、私は母親・友人からの指摘があったから自覚し、何とか対処できました。自覚されてない方には、周りからの助言も必要かなと思います。